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theMystery.doc

Matthew McIntosh, theMystery.doc


とにかく分厚い。
1664ページ!
でも、古い映画からのスチル写真が十ページ以上続いたり、白紙のページがあったり、会話(チャット)ばかりだったりするので、ざくざく読めます。300-400ページ程度の作品を読むくらいの手応え。

ここで冒頭近くをたっぷり読めます。
ハードカバーを買えば、電子書籍も無料で手に入れられるという特典付き。
(だって、ハードカバーは重すぎて持ち歩けません。電子端末でないと。)

内容は……要約不可能。
記憶喪失の男性が目を覚ますところから始まりますが、あとは、あまり互いに結び付かないいくつもの話が続きます。
記憶喪失の男はその後、「敵組織のエージェント」ではないかと疑われてピンチに陥る……
それと別に、作家本人と、脳腫瘍で死の床にある父親との対面場面とか、生後数日で亡くなる姪っ子の話とか、痛ましい場面の描写はすごい筆力。
ネットのホームページで、人間みたいに応対するチャットボットの会話も面白い。
ポストヒューマン時代の新小説!?
「現代の『荒地』」!
「21世紀文学のインスタレーション作品」!
『紙葉の家』のインパクトとまでは言いませんが、面白いです。

今時、インタビューやサイン会をしないタイプの、珍しい作家。
応援したい。

わりと新しい研究書

実験小説ではありませんが、割と新しい、ポストモダン(?)小説の研究書です。



そして、さらに今年刊行される研究書が二つ。





最近のこういう研究書はどれもびっくりするほど高価ですが、興味深い。
日本国内では、どこかの大学図書館が買ってくれることを期待するしかないのでしょうか。


アクロバット前夜

福永信『アクロバット前夜』は、一応、タイポグラフィー系?



キッチンに入るなさんのHPでも詳しめの紹介があります。

とりぶみさんでもちらっと紹介されています。

内容も楽しいので、特に手に入りにくいオリジナル版(横組み)は、古書店などで見掛けたらぜひお買い求めください。

ぐるりと

しばらく更新が滞ってしまいました。

島崎町『ぐるりと』は新刊(2017/6/1刊行)。


簡単な紹介がこちらにあります。

著者ご自身のHPでも動画ありで紹介されています。

一応、(内容的には)小学生に向けた作品ということなので、これを全国の子供たちが読んで、実験的な小説を好きになってくれたらうれしいですね。
ちなみに、内容も読み方も、難しくはないです。本をひっくり返すタイミングも書いてあるので親切。

縦書きと横書きで上下を使い分けて、それを二つの世界に対応させるというアイデアは、日本語ならではかもしれません。
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