冬の夜ひとりの旅人が

カルヴィーノの『冬の夜ひとりの旅人が』は、枠物語と、入れ子になった10の物語の間を行ったり来たりする作品。
なので、一応、あっちこっち系に分類しておきます。


外枠の物語が「あなた」を主人公にしているのも実験的です。

歌手のスティングがこの作品を踏まえたタイトルのアルバムを出しています。

それとは別に、小説のイメージ動画を作っている人もいます。
年内はこれにて、このブログの更新はおやすみします。
年が明けたら、1月10日頃から再開する予定です。
皆様、楽しい休暇とよいお年を!




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ワインズバーグ、オハイオ

「あっちこっち系」と分類したのは、ダグラス・クープランドが"translit"と呼んだ小説群のことです。
『ワインズバーグ、オハイオ』は、ワインズバーグという小さな町が舞台なので、あっちこっちに跳ぶというたとえはふさわしくないのですが、町の中で話があっちこっちに行きます。クープランドはこの作品をtranslitにカウントしています。読んだ感触としては全然実験的ではないですが、連作短編みたいな全体の構成をひとつの長編として読むと、新鮮かもしれません。



英語での作品解説はこちら。

めぐりあう時間たち

マイケル・カニンガム『めぐりあう時間たち』。
美しいタイトルです。
これもあっちこっち系。


こういうタイプの作品は映画化に向いているのでしょうか?
これもまた映画化されています。
トレーラーはこちら。